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zoom RSS 第75弾 「 カーオパンサー の節目の季節に、友を偲ぶ 」

<<   作成日時 : 2013/07/27 23:19   >>

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第75弾
「 カーオパンサー の節目の季節に友を偲ぶ 」
カーオパンサー パレード=入安居Iriango パレード
行進する子供達が掲げる横断幕には、
「プラペェーニィー・ヘェーッ・ティアン・カーオパンサー」
というタイ語が書かれている。
今回のパレードの正式な
タイ語呼称を知る事が出来る。


上記ビデオは、
「プラペェーニィー・ヘェーッ・ティアン・カーオパンサー」
「安居期間に修行寺内に灯される為のロウソクを奉納する行進」
を撮影したビデオである。
行進団体:勤務校メータースックサー学校。その1

  プラペェーニィー:伝統ある重要行事を表すタイ語である。
  (上記ビデオ内で、当校女子生徒2名が掲示しています。)
  ヘェーッ:行進・行列の意味。
  日本の駕籠担ぎの掛け声に似ている(エッサホイエッサホイ)
  ティアン:蝋燭ローソク。ロウソクは、光明の灯し火であり寺内の修行にかかせない。
  カーオパンサー=安居期間に突入する事。

<「ヘェーッ・ティアン」「行進・ロウソク」と名付けられた意味のアリカを考える>
◎ワン・アサハーブーチャー:釈迦が仏教三宝存在を宣言された日
 この両日からオークパンサーに至る一連の期間、
 即ち仏教修行を総体化するものとして、
 生活必需の品、仏教修行の灯し火であるローソク=「ティアン」を
総合シンボルに据えた行事名称であると考えます。
三宝節(ワン・アサハブーチャー)の日は、
安居に入る日(ワン・カーオパンサー)を導いた大切な日であるのだが、
この両日の名称を取り入れると長ったらしくなる。
ワン・アサハブーチャーを省いて、
ワンカーオパンサー(修行期間に突入する日)の
カーオパンサーという言い方が定着したのである。
三宝節及び入安居の到来を祝う行進行事の名称は、
ロウソク 行進   ぎょうじ
ティアン・パレード・プラペェーニィー と呼ぶ。
タイ人にとっては、ティアンも短く親しみある言葉である。

ビデオにはめ込んだタイ語
พาเหรด  วัน เข้า พรรษา  ปี 2556
パレード ワン・カーオ パンサー 2556
Kao Phangsar Parade at Phannanikhom 19.Jul.2013
       三宝節の日及び入安居(Iriango)を記念して、
       「ローソクを奉納する伝統行事行進」

<三宝 節とは?>
仏教創始者 釈迦が
弟子に初めて講義を為した日を指す。
為した日なので、正確に言えば三宝日となろうが、
物事の切れ目の日を節という漢字で表し風格を与え、
三宝日ではなく三宝節と呼んでいる。
タイ語では、ワン アサハブゥーチャ と言う。
その初めての講義の中で、
仏教における最も重要なる三宝の存在を弟子に伝えたのである。
三宝とは、
仏教の三つの重要な宝(仏・法・僧)を指す。

その翌日から、
僧達は寺にこもり、仏教の学習と修行を開始した。
その約三か月間の期間を安居Angoと呼ぶ。タイ語ではパンサーと言う。
安居の期間 に入る事を
カーオ(入る)・パンサーと言う。
約3か月間にわたる修行を終え、寺の外に出る日が来ることを
出るのタイ語オークを使い、オーク・パンサーと言う。

カーオパンサーの頃も
オークパンサーの頃も
円い満月が見られる。
タイに於ける重要な季節の節目の日となっている。
季節の節目は、農業特に米の刈り取りとも重なっている。
故郷を離れた人達が、
カーオパンサーの日とオークパンサーの日にふるさとに帰郷する。
ワンカーオパンサーパレードの踊りは、
日本の盆踊りの踊り方によく似ている。
カーオパンサーは、日本の夏祭りの趣きに極めて近い。
その証左として
下記に
上のビデオの続き=3-2 をはめ込み致しました。
どうぞ、ご覧下さい。


<ロウのお寺祭り>チョーンチュム寺院ろう細工模型お披露目行事
オークパンサーの日には、
仏教修行成就記念行事が行われる。
有難い僧たちの修行成就を祝う行事が、
サコンナコン市内の格式高いお寺、
ワットプラタァーットチョーンチュムの
「ろうでら山車パレード」である。
三日間に亘る、見事なイサーンのイベントである。

  ※古都ターットパノム町の一際高いチェディー(仏舎利)を有するお寺は、
   タイ国国宝指定のお寺である。
   そのお寺とプラタァーット・チョーンチュムは大きな関わりがある。

1日目:蝋燭(ローソク)で出来たワットプラタァーット・チョーンチュム
    が数多く製作され、それらを夕方に公開展示する。
    展示場所は、サコンラーット中等学校前のサナーム・ミィン広場である。
    蝋で製作された正しく「蝋寺」に色とりどりのスポットライトが当てられる。
    広場の内外には、様々な屋台が登場する。
    タイの屋台の総体を知る事が出来る。
    ムエタイの対戦テントも設営される。
    秋のそぞろ歩きを楽しむ多くの老若男女でミィン広場は賑わう。
    にこやかな笑顔で平和に歓談するタイ人達の安寧とした表情に接する時、
    自然と心が和んで来る。
    祭りという舞台は、人が本来持つ純粋な心を自然と解き放つ。
    タイの人達の安寧とした顔々に触れると、
    たちどころに我が心は慰められ平和な気持ちが広がって来る。
    涼しげな秋祭りの風情に浸りながら我が眼を泳がせば、
    人の平和の意味の一端が自然と感じられる。
    人の温和に触れる事の積み重ねこそが、
    平和をもたらす当然の答えである事を知った。
    このような気持ちに出会えるのは、大都会では叶わぬかも知れない。
2日目:それらのロウ細工のお寺を山車に乗せて、
    サコンナコン市内を2時間にわたりパレードする。
    イサーン人の生活文化の披露を伴った、
    立派な素晴らしいショーである。
    日本人の肥えた鑑賞眼にも充分応えうる素敵なショーである。
    夥しい人の数が参集し、町は日本の初詣にも似た混雑となる。
    イサーン地方のサコンナコン市に集まる無数の人達の存在を知る。
    おのれの非力を知る事は辛いことのはずなのに、
    孤独の中に生きる事の意味をかいま知る。
    パレードの終点は、勿論プラタァーット・チョーンチュム寺院である。
3日目:市内北側のタイ国有数の自然の湖上にて、
    タイ女王杯の長艇レースが行われる。
    長艇が湖上を滑るように競するさまは、人を旅人の気持ちにさせる。

タイの人達の柔和な顔を沢山見る事が出来る。
このイベントを見た日本人の数は極めて少数である。
バンコクから遠く離れたイサーンの地、サコンナコン。
親戚、縁者でもいない限り、この素晴らしい祭りを見物する機会は無い。
この祭りの中に我が身を置けば、
タイに対する見方、考え方の偏見のグラスが壊れ、新たな広がりある視点を持つ事が出来る。
何より、人というものの存在の意味に思いを馳せる確かなきっかけを与えられる。

<イサーンを訪れた日本人の友>
メコン川旅程を前倒ししてこの祭りを見る為に、遠く日本からこの地を訪れた友がいた。
1日目のろう細工お寺を見た友は、素晴らしい素晴らしいと眼を輝かせた。
友の顔は柔和に変化し、彼の感動の様子が自然に表出した。
2日目のパレードも共に楽しく鑑賞した。
私達二人は、目の前に繰り広げられる素晴らしいパレードの様子を
次から次へとシャッターを押し続けた。
誰よりも多くの地を訪れた友であっても、
この地で新しい発見と出会った。

2013年6月24日に友は天国へ旅立った。

彼、八島晃氏は価値あるブログをしたためられておられる。
ご子息が彼のブログ、「おやじの世界」(当ブログにリンクを張っています)に
素晴らしい追悼記事を草稿されていた。
彼の旅立ちを知った。 
彼がいなくなった淋しさで、私の心の中にはポッカリと穴が開いてしまった。

当地での彼の行動の為に、自転車を入手した。
彼がペダルをこぎ、この町を走り抜けたその自転車は、
彼の帰国後、私の足となっている。
その自転車に修理済みのプリンターを荷台に積んで帰途する途中、
周りのタイ人達も驚く程の破裂音「パァーン!」の音と共に、タイヤはパンクした。
その自転車でこのような大きなパンクの経験は初めてであった。
その道は、かつて彼と共に酔っぱらって走った細い路地道である。

パンクのその時は何も思わなかったが、大きな破裂音は私の記憶にしっかりと残った。
彼と共に走った路地、あの時のパンクと彼の旅立ちが重なる。
偶然であろうが必然であろうが、
彼が為した?心憎いイタズラは、私に彼を思い起させる。
人生の川をこぎ続けた人の存在は、
私にとって大切な生きた教科書となっている。

ようやく立ち直れた今日7月27日に、本ブログをアップさせていただく。
数字のゴロ合わせが好きだった八島さん。
かつて彼の旅の羽であったかもしれない727のこの日に・・・

20130727アップロード

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