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zoom RSS 第61弾:タイ人の英語発音の癖・ラオスの都市「サバンナゲェー」のタイ語・英語・日本語

<<   作成日時 : 2012/03/16 23:50   >>

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タイ人の英語発音の癖を私達は知って置かなければならない:@V音
< ラオスの地名 สุวรรณเขต を解剖する>

下段画像:勤務小学校のポスターを写真に撮りました。
画像


小学5年生空手クラブ
平安二段は完全に覚えました。
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<V音についての考察その1>
<ラオスの地名 สุวรรณเขต >
○ Va音:ラオスの町、サバンナゲェー
SAVANNAKHET
สุวรรณเขต
     
タイ語表記に従って忠実に発音すると
 สุวรรณเขตは、
「スゥッ・ワァン・ナッ・ゲェーッ(ト)」のようになる。
      (タイ語には、V音表記が無い)

(地名とは関係ない参考タイ語: สวนスワン公園)
(タイ語地名表記と同じタイ語: เขตケート地区)


タイ語表記はスゥであるのに、
英語表記はサSaとなってしまった歴史が、
我々を混乱させる。
(タイ語・英語・日本語3言語が我々を撹乱する)

地球の歩き方の「サワンナケート」は、
正しさに相当達した表記ではあるが、
実際には通じません。

<新時代のカタカナ表記を考えるべき時期に入っています>
日本語カタカナ表記は、スゴイ発明ですが、
発音の際の強弱・高低が分かりません。
音の切れるところも分かりません。
曖昧母音の表記を研究し、発明し、導入する。

内外ともに、
第3、第4言語学習時代に突入している日本人の現状を鑑み、
文部省(※)は、
曖昧母音のカタカナ表記法(新しい表記を研究し、発明し、導入する)
を含めて、
何らかの指針と方向性を示す時期に来ているのではないでしょうか。
      本ブログでは、従来の「もんぶしょう」を使用致します。

サワン▼ナ・ケェーット
特に、発音の際の音の区切りというか間の取り方、
実はこれがタイ語のみならず多くの子音多様言語で、
最も重要な事なポイントです。
この音の区切りに配慮した記述は、日本では殆ど見かけません。
外国人用も想定したタイの地図には、英語記載が併記されています。

しかし、
これはタイ人がタイ語を発音する時の
実際の拍の取り方から来ているものであって、
当然の事であるとも言えます。

タイの地名は、先づ現居住者であるタイ人の発音が存在します。
過去の他の民族が使用した言い方を継承して、
タイ語となっている言葉もあります

タイ語発音を英語表記する際に、
外国の人達にも分かり易い分かち書きを採用している点が、
素晴らしいのです。

「ヨーロッパ退屈日記」伊丹十三著(文春文庫)
一部を画像貼り付けさせて頂きました。
子音発音等にまつわる問題点を、軽妙なタッチで述べられています。
画像


画像

<タイ語 สุวรรณเขต をパーツ解剖する>
สุ スゥッ
最初のスゥッの ッ の意味するところは、
ワァンにつなげていく意図があります。
วรร ワァン
タイ語のVa音表記は、
V音表記がタイ語に存在しない為、
ワ音でしか表記出来ない。
「Va音はWa音とは違う」という事は、
タイ人も分っている。
スゥ・ワァンでは完全なワ音Waになってしまう。
純粋なWa音を回避したい意図が
「・・・ッワン」のような発音となる。

ワンは犬の鳴き声のワンに強調を持たせて ッワァン のように発音する。
口腔内で爆発するような発音である。
このような発音の仕方で持って、
タイ人はVa音をVa音らしく発音しようとするのである。
ワァンは下降音で最後に口腔内で共鳴音のようになる。
ณ ナッ
เขต ケェート
ケェートではなく
ゲェーットのように
ゲの音を少し加味した
若干濁り気味な音になる。
しかし、カタカナ表記はケェートで良い。
なぜなら、
地区を表すเขตの場合は、
ケ音のように発音するからである。
参考タイ語:教育省 第 一 地区
       ガーンスゥックサァー・ケェート・(ティ)・ヌゥン

<何故「ケ」音が「ゲ」音のようにもなる現象が起こるのか?>
<タイ語の「ケ」音のアリカを検証する>
(例示日本語):毛糸けいと・ケイト
日本語は「ケ」ke「イ」i「ト」toと
一文字一文字を区切って3回に分けて
発音出来る特徴がある。
タイ人も勿論一文字区切り発音が出来るが、
ケェー・イ・ト
のようになってしまう。
(日本人も我が子の幼児に日本語を教える場合は、
ケェーと伸び気味になる現象は、一致点であり面白い)
イとトは日本語と同様の発音が出来るのであるが、
ケはケェーと若干伸び調子となり、
良く聞くと、
清音である「ケ」音が濁っているように聞こえる。
เข+ต
   ケェ+ト 
タイ人はこのように文字を追っている。
  ケという日本語の清音ケ表記
のようなものがタイ語にもあるが、
使用頻度は極めて少ない。
  ケ → ケェ → ケェー
   このように段階的に発音して行くと、
   ケの音がゲのように濁り易い傾向の意味が
分って来る。
  
タイ語では更に
もう一つの重要な要素が加わる。
ケェーのあとに
   末子音トが続く現象である。
   ケェは末子音トに続く為に、
ケェーット
のような発音になる。
伸ばし気味のケェーの音が
ゲェーのようにどうしてもなっていってしまうのである。

ゲェーッと下降発音する。
酔ってしまって口から「ゲェーゲェー」吐く時の
「ゲェー」 が最もタイ語発音に近い。
日本語の発音でありながら、
タイ語の小さいェ音をどうも発音しているような雰囲気があり、
相当にタイ語発音に近づいている。

この日本語ェ音を更に大げさにして力を込めた発音が、
タイ語のェ音となる。
口腔を若干、両側方向に横に広げ気味にする。
もっと喉の奥からェ音を出す。
喉奥から圧を高めたェ音が真っ直ぐ吐き出され、
舌の上部表面を滑空して放音される。
口腔奥から吐き出される音を維持する為に、口は開いたままとなる。

「ケ」や「ゲ」
とハッキリ区別しては、
タイ人には通じない例が存在する。
このような指摘は、
学習者に混乱を招く事と、
踏み込んだ言い切り発言と糾弾される?事を
タイ語学習書著者は恐れているかのようである。
「かたかなケ音は、
時にゲ音との中間音のようにも発音される場合がある。」
ことを知って置いて下さい
と記載した本に、私は今まで出合った事がない。

「アレ、何でこの言い方で通じないの?!」と
日本人学習者は、
アチコチあたまを叩かれながら、
タイ語の階段を登って行くのである。
ตト
最後の括弧のトは、タイ語の特徴=末子音発音である。
トtoと言うのではない。トtoでは、トという破裂音(=舌で叩く弾き音)になってしまう。
ゲェーッと下降気味にkeepして吐き出した音を収束する為に、
下の先をトのような気持ちで上の歯うらの歯茎にstopするように
舌を押し付けて終息する。
(当たり前の如くトtoと言ってはいけない。)
舌は、トよりも
「トゥ」のような形が正しい。

タイ語の末子音を日本語カタカナ表記する最善を目指して、
ゲェーットゥは取られなかった。この採決は正しかった。
末子音のトの歯茎への押し付けはトよりもトゥであると、
先に指摘した。
だからと言ってゲェーットゥと表記すれば、日本人の誰もが
最後の音をトゥと発音してしまう。
これを回避する為には、やはりゲェーットでなければならなかったのだ。
しかし、口の中の舌の歯茎の押し付けは、
トtoではなくてトゥのような形である。

言語学習者は、発見・吟味・判断していく道しかない。
理解の「ありか」が難しい。

タイ語の発音を日本語の音だけで説明する事には、
無理がある。
相当優れたタイ語発音指導書を読んでもなお、無理がある。
タイ人の発音を実際に聞く事以外に、
正しく分り会得する事は極めて難しい。

しかし、タイで実地学習する前に、
より正しき理解に到達する為の知識は
無いよりあった方が良い。
混乱化を招く危険性を秘めてはいても、
多くのヒントを持っているほうが、
正しき発音獲得に近づく。

タイ語表記を忠実に再現して、
タイ人発音に最大限近づいた音声は、
「スゥッ・ワァン・ナッ・ゲェーッ(ト)である。

実際の発音に厳密化しすぎれば、
表記の自然さ(日本語らしさ)が
遠のいて行ってしまう。
しかし、実際の発音に近いものに
表記を心がけなければ、
正しさから遠ざかってしまう。
この2点を常に考えながら出した表記が、最高の表記であろう。
となると、「サワンナゲェーッ(ト)」。
最後に「・・・ーッ」のように書かなければ、
正しいタイ語末子音発音には到達しない。
のであるが、
(日本人にとって)
タイ語がメジャーになる未来が来ない限り、
ゲェーッという表記は、
受け入れられない。
その為、
ゲェーッの表記は、
ッまで達せずに「ゲェー」で止まるのである。

「サワンナゲェー」
これが、日本語カタカナ表記のNo1Betterアンサーであろう。
英語表記に基づいて且つ、
短めにかっこ良くすれば、
「サヴァン」となる

<何故、スゥッの音がサッとなるのか?>
「スゥッ・ワァン」
と発音すれば、「スゥッ」の音が
「サッ」
のようにも聞こえる事が分る。
「スゥッ」だけでは、
あくまで「スゥッ」の音でしかなく、
「サッ」との類似は発生しない。
「ワァンにつなげたスッ」が、
「サッ」のような音に転化するのである。

英語表記がSaとなったアリカがそこにある。
日本語表記もサワンナケート
であるが、
タイ人やラオス人とこの地名を発音する時は、
「サッ」音を意識、加味した
「スゥッ」の発音が
タイ人の発音に最も近いBest発音となる。

<難しい発音のオンパレードがタイ語なのに、
 タイ人にとって何故日本語の発音が難しいのだろう?>
濁音や曖昧な音が極めて多いのがタイ語の特徴である。
逆に言えば、
清音発音、言葉を変えればハッキリとした聞こえ易い発音が
日本語であるとも言える。
タイ人の誰もが、日本人の声は可愛い、キレイと言う。
日本人の女性の声はタイ人の憧れ?でもある。
タイ語と違う美しい清音にこそ、日本語としての魅力がある。

日本人的なキレイな発音では、
タイ語の音声とはならない。
曖昧な音や濁った音、喉奥からこもったような音を
会得しなければならない日本人は大変なのである。

一方、
複雑で広範囲な発音が出来る
「音声デパートのようなタイ人」にとって、
なんで日本語や英語の音声が
難しいんだろう?

タイに住む日本人にとって、
大きな不思議である・・・

2012年2月13日記載、3月16日upload

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
言葉というものは、その民族の歴史の深さと誇りを感じさせられるものですね (^_^)v
oyaji
2012/03/19 09:55

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