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zoom RSS ブログ58弾:タイの洪水とは一体何なのか?

<<   作成日時 : 2011/10/28 22:51   >>

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ブログ58弾
タイの洪水とは一体何なのか?
(私をタイを心配してくれている多くの人達の為に。)
現在タイは雨季の季節も終わり、乾季の季節となっている。
それなのに、なぜ今「洪水報道」となっているのか?
今年は、当地だけでなく全国的に凄まじい雨の日が間髪入れずに続くウキウキならぬ雨季雨季の日々であった。
屋根から漏る雨(一度の大量の降雨があると天井から雨がポタポタならぬボタボタ)により、私は多くの書物を被災?した。

雨季の大量の降水により、アユタヤを中心とする地域に溢れかえった水。
人々は、溢れ返った水の障害により、日々の普通の暮らしが出来ない。
大量の水が自然消滅する為には、あと数ヶ月はかかるであろう。
被災地の住民の生命と安全と衛生を守る為には、もはや一刻の猶予も許されない。
行き場無く溢れかえっている水を南部方向(バンコク方向更にタイ湾)に、
人為的に強制排水(=恣意的排水アクション)するしか、選択肢がない結論となった。

この総指揮を取る事になったのが、新首相インラック女史である。
この洪水騒ぎを何とか上手に乗り切れば、彼女の評価得点は大いに上がるだろう。
もし、予期せぬ新たな最悪事態が到来した場合には、政治生命に大きく影響する事になる。
今回の排水行動が、上手く出来なくても、大きくポイントを下げる結果には殆どつながらないはずである。
タイ国民は、彼女が今回の50年いや100年に一度とも言われる今回の水危機に対してどう臨み、対処するのか?
その行動が注目されている。

一方、人間が巨大な自然を相手に四つ相撲する事は、
不可能である事はこの世の誰もが承知している。
その為、彼女が見せる国民に対する愛と情の中身と表現こそが注目されている。
男性首相が今回の危機を上手に乗り切ったとしても、殆ど大きな付加ポイントにはならないでしょう。
全ての排水処理行動が一段落した時には
(洪水排水の危機の山場は来月初めと報道されています)、
母系社会であるタイで始めて生まれた女性首相が、
大いなるポイントをゲットしているであろう事は間違いありません。

涙はウソでありホントである両面を常に併せ持つ。
ホントであり、かたや半面全くのウソ的なものが、涙につきまとう。
よって、昔の日本男子は、ウソナミダであるかも知れない涙を見せる事を恥じたのであろう。
彼女の涙は演技なのか、真実なのか?
この真実の答を手に入れる事は、実際的現実では殆ど重要ではない。

情緒なくして涙は出ないはずだと誰もが思う。
涙ほど泣くタイミングが難しいものはない。
涙のタイミングが、他の人にピッタシとハーモナイズした時、人々の心の感性にシッカリと響く。
男の場合は、頭脳的にパワフルに動く姿こそ人々を魅了するだけで、男子たる者が泣く舞台の設定は殆ど用意されていません。

自然を前にして勝つ事が出来ない祖先の人々は、謙虚に淡々と延々と生きて来た。
そういった状態の中でも、心を休め慰労する何かの情緒を慰めとして、自然の驚異に耐えて来たのであろう。
笑って済ませる事が出来ない事でも笑い、荒んだ荒地の中にでも美しさと心の安らぎを見つけ出し、気落ちした自分を何とか奮い立たせて人々は、自然の猛威の中でも人としての暮らしを続けて来た。
時に、泣きたい時には大いに泣く事も、人を大きく立ち直らせてきた。
目に見えない人の心、テストの得点としては現れることのない人の心。
人間は他の動物には比類出来ない程の頭脳を与えられた。
しかし目に見えない心が存在する事こそが、人としての証しなのではないだろうか?
インラック女史が流した?涙は、タイ国民の多くの心を癒すナミダとなった事であろう。

洪水被害が一日でも早く終息し、
穏やかな平和な楽しいタイが戻って来る事をただひたすらにお祈りするしかありません。


以下はタイ訪問の後に、現在お隣ラオスを旅されているY氏宛てに書いたメールです。
文章をまとめる時間の少なさの為、転載致しました。その他の意図はありません。
3通目
Yさんへ
チェンマイでの洪水(現在はどのような状態か分かりませんが、つい2週間ほど前にはバンコクアユタヤチェンマイバス道路が全面通行禁止でした)とメコン川の増水は大いに関係があります。
ルアンパバーンからメコン川上流に向かい、タイ側チェンコンに至るのは相当難しいのではと思っています。
今年は、日本においても大型台風が続々とやって来ました。同じアジアのタイ、ラオスべべトナム等もこの自然の天候の影響下にあります。
よって、メコン川の増水に拠る困難は今なお存在するものだと思います。

Y様へ
バンコクもサコンナコンもここ2週間ほど殆ど雨が降っていませんでした。
しかし、それまでの降雨がひどく、その溜まり溜まった水がアユタヤの町を自然の貯水地に変えてしまいました。
アユタヤの世界遺産保護も大切ですが、この地域を取り巻いて住んでいる人々に病気や怪我などの危険が差し迫っています。
彼ら同胞タイ人を救うためには、この地域に自然に溜まった水を計画的に下部方向に放流するしか方法がありません。
治水排水の仕方や設備が過去のままで、洪水対策が殆ど取られて来なかった過去の施政怠慢の結果です。
近代国家の片隅にようやくランク入りし出したタイ国にとっては、大いなる田舎の未開発国のマイナスイメージを世界に喧伝する結果となりました。
女性首相インラック女史は、涙を浮かべながらバンコクを最低限のランク被害で守り抜くと語り、彼女の涙?が、これから起こりうる事の深刻さを物語っています。
明日28日以降、上部に存在する大量の水の計画的放流が始まります。
偉い人や学者が色々と考えたアイデアの結果の放流実施ですが、地形や水がどのようになるのか、どのあたりにどの程度着水が落ち着くのかは、誰にも分からない初体験です。
事を深刻的に受け止め始めた市民のスーパー等での食料や水の買占めが現実的となっています。
インラック女史が語った推測的結論は、バンコク全域で10センチから1メートルの水の深さになるという事です。
そして、この水がすべて引くのにおよそ1ヶ月以上かかるという事で、バンコク市民に及ぶ被害は半端なものではありません。

スワンナプームは結構ましらしいですが、国内空港(一部海外便も運行している空港)のドンムゥアン空港の再開の見通しは全く立っていません。
インラック女史を先頭とするタイ政府洪水対策本部は、ドンムゥアンに設置されています。
どういう結果がこれから待っているのか、全くわかりません。
ネット等のニュース等で情報を頻繁に見て下さい。
スワンナプゥームにまで水は行くのか行かないのか、それすら発表されていません。
滑走路に水が10センチも溜まれば、離陸行動は出来ないはずです。

Y様
日々更新されるNewsclip.be タイ関連ニュースサイトの事。
このタイ関連ニュースサイトの記事から本物Nasaの衛星写真を見る事が出来ます。
相当な水がバンコク中部に溢れ控えています。
ちょっと恐ろしい映像でした。
悠長に構えていられるのは、
地を這っている我々には上空から見える現実を知る事が出来ないからです。
空から映像撮影が出来るハイテク現代の現実メッセージは強烈です。
インラック女史も、この映像を見て涙が出て来たのだと思います。
彼女は空から水に浸かるアユタヤの町を眺めました。
Nasa映像の現実の再現が眼下に存在していました。
27日追加送信


ナム・トゥワム(洪水)が到来した当初は、「ナムトゥワムだ〜」とはしゃぎ、
泳いだりボートを漕いだりして楽しんでいた人達を含め全ての被災者達が、
いつまで経っても引かない水に、一様に苦痛と苦悩の表情に変わって来ています。
明るい陽気なタイ人達の表情の余りの変化に(辛く押し黙った苦悩の顔・顔・顔)、
私はつらい気持ちとなりました。
その悲喜こもごもの両方の写真を私は見ましたが、今回掲載が出来ませんでした。
タイ在住ブロガー諸氏が発表されていますので、そちらの方をご閲覧下さい。

以下は、地元タイの日刊紙掲載をスキャナ撮りして貼り付けた画像です。

10月21日分
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10月27日分
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※27日掲載のバンコク空撮地図画像には、肝心の北部方面画像が掲載されていません。
タイ発ニュース速報からジャンプ出来るNasa画像をご閲覧ください。
Nasaの1枚の映像が、確かな現実を語っています。
事態の深刻さがdirectに伝わって来ます。


まもなく秋休みが終わり、後期の授業が始まります。
ビザ更新の度のゴタゴタをバンコクとんぼ返りにて、達成いたしました。
帰路の途上、高速高架道路から、ドンムゥアンやランシットの洪水を見ました。
大きな水溜りの池と化した一体にオモチャのように漂い、停滞する多くの車を見ました。が
来月11月の始めから数日が山場だとなっていますが、どのようなことになるのか、どんなことにもならないのか(狼がやって来るぞのオオカミなのか?or単なるお化け発言のお化けなのか?)。

洪水被災地帯に滞留する大量の水の存在は確かなのですが、
それらの地域から流れ込むことになるバンコクがどのような状態にまでなってしまうのか?

天のみぞ知り得る事となっています。
何らかの対応準備をして待つ以外に術がありません。
バンコクという町の地形(=海抜の低さ)を含めて、
急峻な山が無い結果による自然排水の遅れを指摘されているタイブロガーもおられます。
粘土状の赤土のような土壌が、自然排水の遅さにつながっている一因ではと私は思っています。


膨大な書類と役人的タイ人の事務処理の中、血を取られ胸を撮られ少なからぬお金を消費致しました。
何より、多くの貴重な時間をこの完遂の為に使いました。
しかし、多くのタイ人や多くの日本人同胞に支えられて、契約と滞在ビザを勝ち取りました。
現在ラオスをご旅行中のY氏にも温かい励ましを頂きました。
この場を借りて、皆々様方に御礼申し上げます。

アップロード:2011年10月30日





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