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zoom RSS ブログ12弾:タイを理解する大きなキーワード=「タムブン」  「タムブンとは愛でありイヤシである。」

<<   作成日時 : 2009/10/21 20:22   >>

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ブログ12弾:タイを理解する大きなキーワード=「タムブン」  「タムブンとは愛でありイヤシである。」

下記写真は、
○ナコンパノムの風景
◎サコンナコンで一番美味しい?ソムタム屋さん
(老舗ホテルImperial Hotel 入り口に至る手前左側にある)
です。
画像

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<イシハラさんとの再会、美味しいと感じたパイナップル風味フライ魚>イシハラさんから1週間程前に電話があった。
学校が休み中に、バーンムゥアンに遊びに来ませんか?
それじゃあ、来週の月曜日に。

タイ人には珍しく、キッチリと約束を覚えていた。

今、車でワノンニィワットに着きました。
あと1時間くらいで、サコンに着きます。
それ位の時間に、イムペリアルに来て下さい。
一緒に食事しましょう。

という事で、チャリンコをこいで、Imperial に向かった。
約3ヶ月近くのイシハラさんとの再会。

彼女は勿論タイ人。
日本人の男性と結婚し、日本の豊橋市に住んでいた。
旦那さんは、車関係の会社に勤められていた。
名前をイシハラさんと言う。

彼女はタイ人だが、私との電話では先づ「イシハラでーす。」と名乗られる。

<タイのボス社会>
タイでは、ボス及び女ボスが各村、各都市地域、職場に必ずいる。
村や町の有力者をタイ語では、プゥー・ヤァイ・バァーンと言う。
(プゥー大人の人を表わす接頭語・ヤァイ大きい・バァーン家・村・村地域→村の大きな人物の事)
(このタイ語を日本人が発するとタイ人は驚く。タイの内情・実情を良く知っているやんか、アンタよう知ってんねんやなあーと感心された態度が必ず返って来る)
(よく似た表現でも意味は全く異なる:ヤーイ・バーン(引越しする)もう引越ししたヤーイ・(バァーン)レェーオ、このヤーイとヤァイの発音とイントネーションの違いに注意しなければならない)

彼女も女ボスの匂いがする。
言動もどことなく、女ボスを感じさせる。

タイでは、年長者が尊ばれ持ち上げられる。
年長者は、ある空間に長く存在してきた為に、その場所での事の移り変わりと事の真相によく精通している。
若い者がボス的立場になれる事は、地方では先づ無い。

そして、ボスをもっともっとボスたらしめる位置に押し上げる事が出来るものは、金であり土地である。
この事により、ボスの位置がしっかりと確定する。

タイでシッカリ生きればボス的立場になる事は難しい事ではない。
しかし、その地位を確保する為には、タムブンを果てしなく続けて行かなくてはイケナイ。

昔の日本に有って、現代日本に無くなった?モノ。
それが、地域ボスの存在である。

勿論、現代日本にも多くのボスが各所にいるのはとりわけて言う必要がない。

タイのボスは現代日本のそれとは、大きく異なる。

<タムブン>タイのボスを象徴する最大のものは、タンブン(お布施)である。

現代日本では、仏事にまつわる僧侶へのお布施という狭い意味合いしかない。
日本の昔にも、タイ的な大きな意味での‘お布施’があった事は明白だ。
しかし、現代日本では狭義のお布施しか残っていない。

お布施と訳すが、言葉どおりタンブンと訳さなければ、事の中身は分らない。

タイの人間関係、生活の営みの最大のキーワードが、‘タンブン’(タムブン)である。

いったん、ボス的な取り扱いともてなしを受ければ、必然的にボス・親分への階段を昇って行く。
このステップにひとたび到達すれば、他人から頼られて断る事の出来る道は選択出来ない。
ひたすら、家族や親戚や他人を助けて行く道が命尽きるその日まで、延々と続いて行く。
この道を失う事は、自己の存在否定であり、プライドレベルを大きく超えた次元のものである。
そして、助けられた者は、ボスからのタムブンを感謝し、ボスの名前は更に高く広く広まって行くのである。
ボスは、それ程聡明である必要はない。
現実的に、懐の中から金を差し出し、台所内から食物へ外へと差し出すその‘行為そのもの’が全てである。

面倒見の良いボスは、多くの人々を現実的に助け続けて行く。
彼・彼女
がタムブンした若者は、いつしか経済や政治の大きな舞台に立つ。

地方での利権話(美味しい話)は、殆どボスの耳に入る。
そして、何人ものボスを自分的に他人的に判断して、情報が各々ボスにもたらされる。

ボスは、その利権を自らもなめるが、勿論地元にもふりまく。

その采配は、結構的を得ている形で為される。
物事の流れと移り変わり、誰が頑張っているか、誰が未来の輝ける星か等、ボスはかなりいい線で人や物事を判断して行く。

タイにおいて、結構いい線のタムブンボス社会はこれからもあと数十年は残り続けて行くものだと思われる。
いかにエリートの聡明な人物もまだまだお尻の青い存在でしかない。
時間の流れと人との関わりにおいて、マダマダ人間なのだ。

タムブンされた側は、とこしえにボスを尊敬奉り続けて行く。
タムブンされた側からの永久の従順が保証されている事に現実的利益追求者タイ人が長く受け入れ続けて来た慣習であり、風土であり文化で有り得るのだ、

だからこそ(=現実的損得勘定の考え方と大きくつながる?)、全てのものがタムブンを尊び、履行し続けて行くのである。

地方のボスをどれだけ知己の存在にしているかが、タイでの成功のカギである。
そして、付き合いのその深さも。

タイの地方各所に、次郎長親分がいる。
表も裏も知る、地方の顔役。

コレを日本の過去の侠客社会と考えると、理解し易い。
しかし、もっともっと地域性と宗教性とタムブン性格が高い上質のものであると私は見ている。

何より、一般社会の現実の普通の人々達からの認知と受容の正答性が確保されている。

イシハラさんは、女ボスである。
私は、女ボスですのでと本人が語る事は無い。
そんな事は言わなくても分る。

タイでは、人に問いかける事の多い人は嫌われる。
多くの事を逐一聞いているようでは、子供扱いをされる。

周りの人達の会話から、核心部分を探り出す能力が必要だ。
そして、多くの人と親しくフレンドリーに付き合わなければならない。
そして、ニュース獲得ネットワークを構築しておかなければならない。
「何でアンタ知ってるの?」「何で、知ってたん?」
という事がタイ(及び外国)では極めて多い。

<日本人と離れたくて外国にやって来た>
<アアそれなのに、イズコの国にも現地先輩日本人達が既にオイデである>
外国居住日本人がストレスを感じるのは、日々の生活ではなく情報がわが側にやって来ない事の苛立ちとソコから派生するマイナス結果に対してである。

新しい職場や学校に先輩日本人が既におられる。
自分を抑え、ただただ自らのファン作りに心を費やす数ヶ月間を送らないとイケナイ。

先輩の劣っている所や、よくない所は真っ先に目に付く。
しかし、自分自身の大きな根幹に関わる事でなければ、意見表明は押さえ、当初の間は(時に未来においてさえ。自分に考え方や意見を求められた時以外は)言ってはならない。

そうした態度やアクションからもたらされる相手からのリバックは、情報伝達のシャットアウトであり、出し惜しみであり、親切情報の蛇口を絞ったモノと必ずなる。

みんなと仲良く出来る、「愛らしい性格」を新参者は、先輩各位に振り撒って行かなければならない。
この能力と努力の足りない者や、プライドがありすぎる人は、先輩各位と仲良く付き合って行く事が、大きな課題となって‘自ら’にはね返って来る。

友情と信頼を徐々にしかも確実に勝ち取って行く果てしない道、それが職場である。

<本人達には、時にモノが飛び交う‘修羅場’であっても、他の人には‘迷惑千番’以外の何ものでもない>
プライド高き新参者と先輩の言い争いを何度も耳にしている。
日本では、そんな自らであっても、オットコドッコイ・味方が存在する。
優しき父や母や兄や姉や親友がいる。

しかし、当地には存在しない。
自分を見守る存在の圧倒的な不在、それが外国で生きる事である。

新しく自分の味方を作る努力が必要となるのが海外での生活である。
人に寄り添い、人に愛を振り撒き、人に喜びを与えて行く存在でなければ、味方を作って行く事はハナハダ難しい。

この争いの炎の大きさを、海外での暮らしから来るストレスが更に大きくする。
恐ろしい、恥ずかしい、「バクハツ現場」がそこにある。

このバクハツ現場の紛争が女性同士であった場合、長くシツコクゴチャゴチャ状態が続いて行く。
この修羅場に恋にまつわる嫉妬=‘情念の炎’が絡むと、収拾困難なヤッカイ事態となる。

しかし、関係ない同僚諸氏達にとっては、ただの「単なる大きな迷惑」でしかない。
バカに付ける薬はないと静観しているだけで良いなら、時に面白い演劇?であるのだが、放っておいたら現実の修羅場は、沈静化するどころか泥沼のトドメにまで進展して行く。

個々の日本語教師がチームワークを発揮して、学校行事に当たらないといけない場面が、多くある。(タイでは、各種行事が毎月の如くある)

しかし、AさんとBさんの戦い、時にCさんやDさん達も巻き込んで,不協和音が鳴り響いていく中で、一人一人は仕事していかなければならない。

面白くない、楽しくない‘不毛の事態’がソコに横たわっている。
この解決は、はなはだ難しい。

<タムブン作戦出動、開始〜>両者に通じる先輩教師の仲裁救急車出動が要請される。
事態の進展のタイミングを捉えて、学校関係者にまで相談を持ちかけないといけないレベルまで発展する。

こんな恐ろしい?タタカイ
が、簡単に鎮火する不思議な手だて?がある。

タイ側学校関係者が、紛争者各位に‘タムブン振り撒き作戦’を開始するのだ。

美味しい料理のおごり
行った事のない、綺麗な景色への伴い
彼らを持ち上げるイベント(彼ら日本語教師に確実に愛がふり向かれる、他校での日本語指導やイベント)へのいざない
ハーブ使用のサウナへ連れて行く
タイやラオスのマッサージへの招待
ディスコハウスや楽しいナイトライフ
 時にアルコールを振舞う

これらは、するべきこと多き且つ貧困な日本語教師が、行きたくてもいけない場所である。

食べ物を買うお金がない為に、ママー(タイ式即席ヌードル5B)を食べているタイ人にレストランでの食事を振舞う。
大きく感謝され、永遠?の信用が得られる?

タムブンとは、人への関わりである。

「タムブンとは愛なり。」という事が私の結論である。

第12弾 記載終了及びアップロード 091021


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